2,000事例の水処理実績を基礎とした
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排水・汚泥処理の
3大課題とは?
- 処理コスト圧縮
- 従来、産業廃棄物処理していた泥水を、現場にて泥土と水に分離!分離水を連続的に再利用することでコストを30%以上削減
- 工期短縮
- 連続的に水を再利用することで、水質改善や沈殿の待ち時間(作業待機時間)が無くなり施工性が向上!工期を12%以上短縮
- 環境保全
- 産業廃棄物として処分されていた水を再利用することにより、経済性の向上だけではなく地球環境への負荷の抑制が図れる
数字で見る導入効果期間・コスト削減などに大きな導入効果
使用薬剤を工夫することにより、矢板打設に必要な水質を保ち、現場内で再利用することができます。
使用薬品についても、各現場の泥水に対し選定試験を行い対応いたしますので、有害物質などで汚染された地盤で施工する場合でも、安定した処理が行えます。
工事終了後の廃棄泥水も、下水放流であれば、遠心分離機のみで処理可能です。
河川放流などを行う場合も、濁水処理装置を含め対応できます。


従来工法では矢板打ち込み工事などで発生する泥水は、現場内に濁水処理設備を設置し、沈澱させ、上澄みを再利用している方法が多く見受けられます。
しかし、ウォータージェット工法から発生する泥水量は非常に多く高濃度の為、従来の濁水処理設備による方法では、沈澱しきれずに工事の施工ロス(沈殿待ち時間)や泥水の産廃費用が高額になるなど問題がありました。
本システムでは脱水機(遠心分離機)を使用することにより、矢板打ち込みに使用する高圧水に再利用可能な水質の水を現場内で短時間で連続的に生み出すことができるため、工事の施工ロスの改善、水道費用や泥水の産廃費用削減につながります。
現場事例のご紹介
課題と効果
鋼矢板打込み工事のウォータージェットカッターを使用する際に発生する大量の泥水の産廃費用や水道費用を削減したい!
土木泥水再生処理プラントを稼動させることにより、常時1時間当たり約15m3の泥水を再生。泥水再生処理前の泥水と比較して約10分の1まで脱水減容化。従来の濁水処理設備による方法に比べ、沈殿待ち時間がなく施工ロスを改善。
処理前
- 原水 処理前水質 50,000㎎/ℓ
処理後
- 処理水 13~14m3/h
処理後水質 100~150mg/ℓ
脱水ケーキ含水率 43%
※脱水ケーキの含水率は土質により変わります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。
廃棄物量の比較

泥水再生処理プラントフロー図
(クリックで拡大)

事例解説
- 1時間当りの水使用量(打設30分・熔接25分・段取り替え5分)、ジェットカッター吐出量700ℓ/分と仮定すると30分×700ℓ/分=21,000ℓ/30分 21m3/h
- 1時間当りの発生泥水量(推定泥水回収率0.7~0.8)と仮定すると21m3/h×0.7~0.8=14.7~16.8m3/h
通常、ウォータージェット工法での発生泥水濃度は5~20%(50,000~200,000mg/ℓ)ですが、弊社の脱水機処理では1%~25%までの処理が可能です。事前調査の結果から土質と発生泥水濃度が5%前後だったことを考慮し、遠心分離機(HS-500MW)型と水槽を組み合わせた土木泥水再生処理プラントでの処理をご提案しました。現場内の限られたスペースに機材を設置するため、配置は弊社で提案させて頂いております(写真1)。
ジェットカッターから約15m3/hの泥水が発生しています(写真2)。
釜場からポンプで汲み上げた泥水に混ざっているゴミをメッシュで除去しながら泥水受け槽に送ります(写真3)。
泥水受け槽に溜まった泥水を脱水機に送る途中の配管へ高分子凝集剤を添加しながら脱水機に送ります(写真4)。
使用した脱水機は、HS-500MWです(写真5)。この機械の処理能力は今回の泥水濃度5%では15m3/h、脱水ケーキ含水率43%となりました。

写真1 現場全景

写真2 鋼矢板打設状況

写真3 ゴミ除去(泥水受け槽)

写真4 泥水(泥水受け槽)

写真5 脱水機設置状況
課題と効果
ウォータージェット使用時に大量に発生する
泥水の産廃費用や給水費用を削減したい!
泥水再生処理プラントを稼動させることにより、常時1時間当たり22m3の泥水を再生。また、泥水再生処理前の泥水と比較して約5.5分の1の量まで脱水減容化。沈殿待ち時間がなく施工ロスを改善。
処理前
- 原水 処理前水質 100,000㎎/ℓ
処理後
-
処理水 18m3/h
処理後水質 100~150mg/ℓ
脱水ケーキ含水率 48%
※脱水ケーキの含水率は土質により変わります。含水率が高い程、廃棄物量も増えてきます。

事例解説
- 1時間当りの水使用量(打設30分・熔接25分・段取り替え5分)、ジェットカッター吐出量900ℓ/分と仮定すると30分×900ℓ/分=27,000ℓ/30分 27m3/h
- 1時間当りの発生泥水量(推定泥水回収率0.7~0.8)と仮定すると27m3/h×0.7~0.8=18.9~21.6m3/h
通常、ウォータージェット工法での発生泥水濃度は5~20%(50,000~200,000mg/ℓ)ですが、弊社の脱水機処理では1%~25%までの処理が可能です。今回の事前調査の結果から土質と発生泥水濃度が10%前後だったことを考慮し、HS-500MW型と水槽を組み合わせた泥水再生処理プラントを2セットでの処理をご提案しました。
この現場では、限られたスペースに機材を設置するため、配置は弊社で提案させて頂いております(写真1)。
ジェットカッターから約22m3/hの泥水が発生しています(写真2)。
泥水を釜場からポンプで汲み上げ泥水受け槽に送ります(写真3)。
泥水受け槽に溜まった泥水を脱水機に送る途中の配管へ高分子凝集剤を添加しながら脱水機に送ります(写真4)。
使用した脱水機は、HS-MW500を2台です。この機械の処理能力は今回の泥水濃度10%では1台当たり12m3/hになります(写真5)。脱水ケーキ含水率は48%となりました。

写真1 現場全景

写真2 鋼矢板打設状況

写真3 泥水汲み上げ(釜場)

写真4 高分子凝集剤(写真手前)と泥水(写真奥側)

写真5 脱水機設置状況
迅速なサポート
仮設プラントを
迅速に設計・見積・設置運用
仮設プラントに必要な処理能力は土質や発生泥水濃度により変わります。
セイスイ工業では、過少設備や過剰設備にならないよう常に事前調査を綿密に行い、お客様に最適な設備をご提案しております。
- 営業担当者から
お問い合わせからプラン実行まで、最短1週間でご対応いたします!
- セイスイ工業株式会社 営業・技術 第2チーム
小倉 拓也
安心と信頼
国土交通省・新技術情報提供システム
「NETIS」に登録
セイスイ工業の「土木泥水再利用システム」は、経済性・効率性・環境保全の面での革新性が認められ、2020年5月に国土交通省の新技術提供システム(通称NETIS)データベースに登録されました。矢板・コンクリート矢板・鋼管杭などの工事、従来の濁水処理工での処理の難しい高濃度泥水処理において、経済性32.76%向上、施工性12.5%向上が認められております。環境保全については、従来は産業廃棄物として処分されていた泥水が再利用できることにより、施工現場および周辺環境への配慮が可能になります。

よくある質問
- Qどのような現場で有効ですか?
- A矢板・コンクリート矢板・鋼管杭などの工事など、従来の濁水処理工での処理が難しい高濃度泥水処理全般に有効です。また、従来バキューム搬出が必要だった産業廃棄物処理にも有効です。
- Q国内のどの地域まで対応していますか?
- A設備が設置できるスペースさえあれば、日本全国で処理を行えます。
- Q現場で必要なものは何ですか?
- A現場で必要なものは、①設置スペース、機械の搬入路 ②電力(発電機も手配できます) ③水(薬品溶解用水、洗浄用水)などです。弊社は仮設型プラントのレンタル実績が多数ありますので、何でもご相談下さい。
- Qレンタル期間はどれくらいですか?
- A1日だけの実験工事でも可能です。1日~長期まで対応しております。4トン車の上に設備を乗せたまま処理をした実績もございます。また、短期間の場合、運転員の派遣も可能です。
- Q公共事業の実績はありますか?
- A下水処理場、土木現場など使用実績は多数あります。積算にも対応いたします。
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